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【合格体験記】第一種衛生管理者に独学合格した私の勉強法とおすすめテキストの紹介

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この記事でわかること

「業務が忙しすぎて資格を取るのは難しいかも…」                           そのように思っていた私ですが、2025年4月に、第一種衛生管理者に独学で合格することができました。勉強時間は1ヶ月程度です。

この記事では
✅合格につながったテキストの紹介
✅おすすめの勉強方法
✅勉強時間の工夫
✅独学でつまずきやすいポイント

などについて、実体験をベースにご紹介します。

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一緒にスキルアップしましょう!

衛生管理者資格ってどんな資格?

「衛生管理者って聞いたことあるけど、何をする人なの?」そのような疑問を持っている方も多いと思います。この資格は、職場の労働環境を管理する専門職で、一定以上の従業員がいる事業所では「必置」の資格となります。以下は、発行元の安全衛生技術試験協会が公表している内容です。

 常時50人以上の労働者を使用する事業場では、衛生管理者免許を有する者のうちから労働者数に応じ一定数以上の衛生管理者を選任し、安全衛生業務のうち、衛生に係わる技術的な事項を管理させることが必要です。

  • 第一種衛生管理者免許を有する者は、すべての業種の事業場において衛生管理者となることができます。
  • 第二種衛生管理者免許を有する者は、有害業務と関連の少ない情報通信業、金融・保険業、卸売・小売業など一定の業種の事業場においてのみ、衛生管理者となることができます。

主な職務は、労働者の健康障害を防止するための「作業環境管理」「作業管理および健康管理」「労働衛生教育の実施」「健康の保持増進措置」などです。

資格名第一種衛生管理者
第二種衛生管理者
業務内容安全衛生業務のうち衛生に係る技術的事項の管理
受験資格大卒なら実務1年以上など
科目免除対象の学部あり
試験科目①労働衛生(有害業務に係るもの)
②労働衛生(有害業務に係るもの以外)
③関係法令(有害業務に係るもの)
④関係法令(有害業務に係るもの以外)
⑤労働生理
※第一種は①〜⑤全て、第二種は②④⑤
試験時間3時間
合格基準科目ごとの得点が40%以上かつ
その合計が60%以上であること
合格率40〜50%

第一種衛生管理資格の取得を目指した理由

一定の規模を有する事業場では、必ず衛生管理者を置かなければいけません。そのため、多くの企業が衛生管理者の求人を出しています。しかし、衛生管理者は難易度が高いことから保有者は少なめです。そのため、資格を取得しているだけでも企業から即戦力として求められる可能性が上がります。さらに、衛生管理者の資格があれば、衛生管理職はもちろん、労務管理や設備保守、総務などの職種にも対応が可能ですので、就職や転職の選択肢も広がるでしょう。

異動・転職に有利
50人以上の事業所に必須であるため、希望の部門や会社で働く際に有利になる場合があります。

給与増額
資格手当、合格一時金など、企業が推奨する資格に合格すると、給与が支払われる場合があります。

スキルアップ
業務の幅が広がります。筆記試験のみで男性でも女性でも取得できる資格です。

合格後は、資格手当や給与アップ、社内評価アップ、キャリアアップなど、社会人にとって非常にメリットが大きい資格です。

使用したテキストの紹介

私が試験勉強に使用したテキストはこちらです。

TAC出版「2025年度版 スッキリわかる 第1種衛生管理者 テキスト&問題集」


TAC出版のテキストは、多くの資格試験受験者から高い評価を受けており、とくに「みんなが欲しかった!」シリーズや「スッキリわかる」シリーズは、初学者から中級者まで幅広い層に支持されています。

ちなみにこのテキストに掲載されている科目の順番と、実際の試験問題の科目の順番は逆になっています。(テキストでは1章が労働生理ですが、実際の試験で労働生理は最後の問題になっています)

こぼれ話

 銀行に入庁した友人が簿記とFPを学んでいた時(業務上必須だったらしい)に使用していたテキストもTAC出版のテキストでした。私もFP資格に興味があったため、同じテキストを探しに本屋さんを回ったのをよく覚えています。友人からお勧めされた当時はGoogleレンズなどという便利な機能はありませんでしたので、ピンクの表紙を目印に本屋さんに買いに行ったのでした。しみじみ。   


ちなみに、TAC出版では公務員試験対策の教材も取り扱っており、こちらは大学時代に大変お世話になりました。おかげさまで某自治体の筆記試験を通過し、最終面接まで進むことができました。現在は別の道を選び、今(OL)に至ります。今となっては、安定を選べばよかったな、と思うこともありますが、公務員を選んでいたら現在の夫と出会うことはなかったと思うので、これで良かったんだと思うおようにしています・・・。笑

資格勉強のスケジュール

第一種衛生管理者は約100時間の勉強時間が必要とされており、1日1時間勉強するなら約3ヶ月が目安です。

第二種衛生管理者は約60時間の勉強時間が必要とされており、1日1時間勉強するなら約2ヶ月が目安です。

頑張れば1ヶ月で合格できる

試験1ヶ月前から短期集中で合格を目指す場合は、1日3〜6時間を目安に勉強時間を確保しましょう。

通勤時間や休憩時間は、アプリで問題を解く、YouTubeの動画を見るなどスマホで完結する方法にして音・文字・イラストでフレーズに慣れる。

帰宅後は、テキストを読み込む、過去問を解く、ノートにまとめるなど教材を机に広げてじっくり問題と向き合う時間にするなど、使い分けることをお勧めします。

おすすめの勉強方法

1ヶ月という短期間で合格するには、スキマ時間をうまく使うことが必要となります。
私は、資格試験の勉強の際はこのような使い分けをしていました。

教材名費用用途
テキスト
TAC出版
1,760円インプット
過去問
8回分
無料
印刷代別途
アウトプット
スマートフォンアプリ無料
一部課金あり
スキマ時間の活用
YouTube動画無料スキマ時間の活用
ChatGPT無料解説や暗記の補助

①テキストを読み込む
まずはインプット。意味がわからなくても読み進めます。必要に応じてノートに情報を整理します。

②過去問を解く(3年分×3回+α)
問題は全て5択です。私は、問題の誤っている項目の、誤っている文字列にアンダーラインをひき1〜5全ての選択肢に⚪︎と×をつけます。

3年分の過去問を3回以上解くという点がポイントです。
1周目で目を慣らす
2周目で出題傾向を掴む
3周目で知識を定着させる
+α(3回以上間違えた項目は解説をノートにまとめる)

③曖昧に覚えている部分を減らす
・チャットGPTで解説を噛み砕いてもらう
・YouTubeでスキマ時間に耳で覚える
・スマホアプリで問題を解くスキマ時間に問題解

この勉強方法で国家資格の勉強は統一しています。再現性のある勉強方法なのでお勧めです。

また、筆記用具は記憶定着に良いとされる青色ボールペンを使い、ノートをまとめるようにしています。


科目別のポイントと覚え方

合格のカギは「労働生理」「労働衛生」の理解です。覚える量が多くて挫折しがちな科目ですが、語呂合わせを使えばかなりラクになります。

語呂や理解法のカバーについてはチャットGPTを使うことも効果的ですが私が作った覚え方もお勧めなので後日別記事にまとめたいと思います。

試験当日の流れ

試験開始の15分前から試験の説明が始まります。余裕を持って1時間前には会場に着くように移動しましょう。受験当日までに氏名や住所が変わっている場合は、受験票の再発行手続きが必要です。

試験時間は午後13時から16時までの3時間です。過去問対策をしていれば、落ち着いて解ける問題が多いので時間が足りないということはほとんどないでしょう。

まとめ

・独学でもスキマ時間をうまく使えば1ヶ月で合格できる
・人事・総務・労務管理の部門で働いている方(働きたい方)向けの資格
・全ての業種に対応できる第一種衛生管理者の取得がお勧め

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次に狙う資格

事務系でお勧めなのは以下の資格です。

秘書検定2級(取得済み)

簿記3級

簿記2級

ITパスポート

PF3級

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